眉毛の形の変遷

眉毛の整え方が下手な人は、とても損をしているように感じます。流行の型と、スタンダード型、整え方を変えるだけで、顔の印象は違ってきます。間違えた整え方は、あげればきりがありません。だけど正しい整え方はそう多くはないものです。

間違えた整え方は、例えば眉毛を全部剃り落としてみたり、眉頭だけを綺麗に剃ってしまったり、中にはまだらな人もいます。所々がはげていて、昔の不良みたいになってしまうのです。では正しい整え方は? 最近では細すぎる眉毛は流行遅れなようです。最近流行なのは、ナチュラルな眉毛。だけどこれは整え方がなかなか難しい。「アムラー」が流行した当時、細ければ細いほどいいような、これでもかと釣りあがった眉毛が流行しました。みんながみんな、驚いたような、怒ったような顔になっていた時代ですね。あの整え方は至ってシンプル。

眉頭以外剃り落として、上に上に釣り上げて描けばいいのだから。やっかいなのは最近流行のナチュラル型。「整えてません、生まれつきです」型は、少し気を遣います。剃りすぎたら細くなり、剃らなさ過ぎたらただのやぼな子。不器用な人にはたまったものじゃない流行があるものです。整え方は雑誌などで時として特集が組まれますが、そう毎回毎回出来る特集ではありません。整え方マニュアルは、めったにお目にかかれないものです。

じゃあどうして流行ができるのか?それは女優さんの影響が大きいようですね。みんなの眉毛が細かった時代から、気づけば一転、みんな太くなっています。誰も教えてくれないで、時代に気づかれた人から順に流行りに乗っていきます。未だに時代に気づかれず、極細眉を貫いている人も時には見かけますが。こんなことを思うのは私だけでしょうか。明日から流行る眉毛はこれ!整え方は、明日の朝刊の折り込みチラシを参考に!と国が定めれば楽なのに。